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ペットドアを後付けした話|約1,500円の実例と選び方

6畳の扉にペットドアを自分で付けた記録から、後付け前に見る扉の材質と厚み、犬の通過寸法、穴を開ける型と挿入する型の違いを整理する。

僕は6畳の部屋の扉に穴を開けて、クロム用のペットドアを自分で付けた。Amazonで買ったドアは、約1,500円だったと記憶している。

扉を開けたままにせず、クロムが自分のペースで出入りできるようにしたかった。寒さを遮りながら犬の出入りも残せることが、僕にとっての利点だった。

同じように後付けするなら、値段の前に「扉を加工できるか」「材質と厚みが対応するか」「犬が通れるか」を見る。穴を開ける型と、引戸などの隙間に挿入する型では、必要な条件が違う。

家の中で立つクロム
家の中で立つクロム

約1,500円は、僕が買ったドアの金額

この金額は、2026年10月24日に振り返った本体購入額の記憶だ。工具や取り付けを含めて、どんな家でも約1,500円で済むという見積もりではない。

僕の場合は、既存の扉を自分で加工した。付けた時期や細かい寸法を記録した施工例ではないので、ここでは穴の切り方を再現するより、買う前の確認に使える形にしておく。

6畳の扉を閉められることと、クロムが出入りできること。その二つを両立させたかったのが出発点だ。断熱性能や暖房費の変化を測ったわけではない。

後付けの方法は、扉を加工できるかで分かれる

次の二つは、方式の違いを調べるための例だ。どちらも僕が使った商品ではなく、約1,500円で買ったドアと同じ物だという意味でもない。仕様は2026年10月27日にメーカーの案内で確認した。

扉に穴を開けて固定する型

ATOMの「ペットくぐーる2・中サイズ」は、屋内の木製建具用。対応する戸の厚みは28〜36mmで、37〜42mmの場合は両側のフレームの間に隙間ができると説明されている。

開き戸にも引戸にも使えるという案内だが、「引戸用」と書いてあるだけでは、周囲にぶつからず動くかまでは決まらない。枠の出っ張りと、引き込む側の壁や隣の戸との間隔も見る。

このような型は、扉に取り付け用の開口を作ることが前提になる。賃貸など、扉を自由に加工できない住まいなら、購入前に所有者や管理者へ確認する。

引戸などに挿入する型

メタルテックの「ペットスル〜もん PTG-L2200」は、メーカーが工事不要の屋内用として案内する製品だ。引戸式の障子やドア、サッシへの取り付けを想定している。

本体の高さは1,350〜2,200mm、犬の出入口は幅190×高さ210mm。設置する場所の高さと、犬の体が開口に収まるかを先に確かめる必要がある。

この方式でも、どのレールにも付く、賃貸で必ず傷が付かない、とまでは言えない。固定方法と適合条件を、購入する型番の説明書で確認する。

注文前に測るものを、四つに絞る

商品を見比べる前に、設置する扉の条件を一つのメモにしておくと選びやすい。

  1. 加工の可否:自分で穴を開けてよい扉か。取り付け後に戻す必要があるか。
  2. 扉の材質と厚み:木製か、それ以外か。製品の対応する厚みの範囲に入るか。
  3. 犬が通る寸法:本体の外寸ではなく通過口の幅・高さを見る。床からの段差も含めて考える。
  4. 動かしたときの干渉:扉を全開にしても枠がぶつからないか。引戸なら引き込む先まで確認する。

取り付け位置の内部も、見た目だけで決めない。ATOMの施工ガイド(2022〜2024年版)には、固定位置に芯材がなく十分に固定できない場合の補強と、ねじの締め過ぎでフラップが動かなくなるおそれが示されている。

これは古い版のガイドなので、そのまま別の商品へ当てはめる手順にはしない。扉の構造や必要な補強が分からなければ、加工前にメーカーや施工を頼める人へ相談する。

犬の出入りと、閉めておきたい場所を考える

ペットドアは、人が部屋を区切りながら、犬が通るところを残すための道具だ。

だから通過口の先も見ておく。入ってほしくない部屋へつながらないか、閉じておきたいときの操作ができるかを、家の使い方に合わせて選ぶ。

僕の6畳の工夫をそのまま真似する必要はない。まず設置したい扉を測り、加工できるかを決める。そこまで分かってから商品を見る方が、値段だけで買うより選択を絞りやすい。